社会福祉法人 童愛福祉会 わらべ保育園


6月の園だより
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心の根っこを育む

梅の実が熟する頃に、降る雨であることから、「梅雨」と呼ばれるようになったとか。園庭では、月桃の花に雨粒がきらりと揺れアジサイの花が優しく咲き誇っています。
お散歩(3歳4歳の異年齢)では、オタマジャクシを発見!持参した紙コップを片手に、オタマジャクシとりに格闘、よほど楽しかったようで園に帰ってからも洗濯ばさみをオタマジャクシに変え、ダンボールブロックで用水路を作り、室内だというのに帽子をかぶり、水筒を肩にかけ再現「お散歩ごっこ」を楽しんでいました。「足がはえたら次はどうなるの?」「何を食べるのだろう!」飼育ケースの側には、オタマジャクシの絵本や図鑑がさりげなく置かれ、興味関心が広がります。「ごっこあそび」は、社会を写す鏡、再現をとおして社会を学んでいると言われています。楽しかった経験を再現し、笑顔で笑い合う子どもたちです。
さて、子ども権利条約(CRC)日本代表の木附千晶氏のご講演を拝聴する機会に恵まれました。日本の子どもの現状報告で、日本の10代の死因の1位が病死ではなく「自殺」が1位だということ、小中高生の自殺者は増加を続け、2025年は過去最多の538名にものぼるという…。先進国の36カ国中、精神的幸福度で日本はなんと32位、こんなにも豊かな国で心は満たされていない子どもたちが、なんと多いことか…。木附氏曰く、科学的にも脳科学の進歩で乳幼児期の愛着理論は、実証されていて、乳幼児期に「自分は愛されている」「大丈夫」「自分らしく生きる(表現できる)」「できた やれた」と『自己肯定感』や「いやだったね」「かなしかったね」と『共感の能力』を育んでいくことが『人間関係の核』になり、『愛されることなしに成長発達はできない。』と深く心に刻まれました。
クラスオリエンテーションで示された、各担任からのクラス運営の願い(目標)や食育・安全といった多くの資料は、子どもの育ちを支える手立てに繋がります。保護者の皆様と願いや育ちを共有し、家庭と園が車の両輪となって、子どもたちのより良い成長を支えていけますよう、ご理解とご協力をお願いいたします。保護者会クラス役員の選出に、ご協力いただきありがとうございました。
6月、沖縄にとって大切な「慰霊の日」(23日・休園)を迎えます。自分を大切にすること、お友だちを大切に思うこと、違いを認め合うこと・仲良く折り合いをつけることなど「命のバトン」や「平和」について伝え合っていき、日々の保育の中でも「対話」や「思いやりの心」を大切に育みながら、子どもたちの未来が「平和な社会」へと繋がっていくことを願っています。


                                                     園長 當間 美千代

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